10月の庭のお手入れ

マツの摘み落とし剪定
マツには年に2回手入れをする方法と、年に1回手入れをする方法があり、この時期は後者の適期です。
マツの芽は1箇所から数芽出ています。今年出た芽を2〜3芽残し、真ん中にある勢いの良い芽をハサミで摘み落とします。
庭松は毎年剪定をし、成長を抑制しますが、それでも少しずつは大きくなります。その為、枝の入れ替えが必要となってきます。懐の枝(幹に近い枝)や芽を大切に育て、常に入れ替えの準備をしておきましょう。
今現在の形だけでなく、3年先を考えた剪定を心がけてください。

庭木の移植
秋の彼岸を過ぎるとほとんどの樹木が移植できます。
しかし、カイヅカイブキに関してはもう少し温度が下がってからの移植が良く、あまり早くすると枯れてしまいます。
10月後半以降が良いでしょう。(初霜が降りてから)

モミジ・庭ウメの剪定
モミジは「早寝早起きの木」といわれ、休眠期に入るのも明けるのも早い木です。
年を明けてからの剪定は、木が目覚めているので、切り口から樹液が噴き出し、保護する為の樹皮が出来にくくなります。剪定は、秋の彼岸頃から、年内には済ませてください。

花を楽しむ庭ウメは、花芽の完成した10月が剪定の適期で、花芽を残すように剪定してください。
花芽の出来る前に剪定すると、徒長枝が出来やすいです。

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