6月の庭のお手入れ

マツの芽摘み(松の葉を短くする剪定法)
今年伸びた新芽を全て根元からハサミで摘み取ります。
時期は松の芽が開き始めた5月中旬から6月初旬頃に行います。
この時期より遅れると、2番芽の成長が悪くなり、秋の早霜で傷んでしまいます。
東広島ではみどり摘みは、6月中に済ませて下さい。

サツキ・ツツジの剪定(花後1ヶ月以内に行って下さい)
サツキは5月の花で、花が終わりきる前に剪定をすると、翌年の花付が良いと言われています。賀茂台地では、4月に咲いたツツジと一緒にこの6月に剪定すると良いでしょう。サツキ・ツツジは花芽の分化が早く、あまり時期をずらすと、翌年の花芽を落としてしまうので、遅くても7月10日頃までには済ませましょう。梅雨を開けてからは剪定をしないということが、花を咲かせるポイントです。
また、花木は花後にお礼肥をするのが通例ですが、サツキ・ツツジはこの時期チッソ肥料を与えすぎると花付が悪くなりますので、お礼肥は控え、冬季の寒肥をしっかり与えたほうが良いでしょう。

害虫駆除
サツキ・ツツジには病害虫が多く発生します。代表的な害虫にツツジグンバイやツツジコナジラミがあります。これらは葉の裏に寄生し、養分を吸います。秋に葉が黄色くなってからでは遅いので、早めにオルトラン等の薬剤を、葉の裏側からしっかり散布して下さい。


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